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信頼関係を深める関わり方 まとめ

今日一日 心掛けたい関わり方 言葉と態度

部下が提案書を手に、相談にやってきました。
ざっと目を通したけれど、60点ぐらいの出来栄えです。
まだまだ未熟だなぁ、と心の声が聞こえてきそうです。
まずは、説明を聞くことにしました。
まだまだと思いながら…  さらに話を聞きます  深まってきました!  
いい感じになってきています。
成長を感じます! 育ってきました~。

部下の成長は、同時に上司の成長ともいえますね。
試行錯誤を繰り返して、あなたらしいアプローチをつかんでください!

日頃使っている「言葉」を再点検してみましょう!

次に部下と話をする時の「態度」を振り返ってみましょう!

いかがですか? 
ご自身のコミュニケーションの癖や 強み・弱みにお気づきいただけたでしょうか
心理的な安心と安全を感じてもらえる場をつくることが大切です
相手に興味関心を持って、相手の強みやその人らしさを伸ばしていければベストですね

信頼関係を深める関わり方 その1~その9 振り返り
 

「おお~ ○○のところはいいね!」と、うなづく
「△△だけど、お客様からみたらどうだろう?」と、考えるチャンスを与える

        「おお~ なんでぇ!?」と言って腕を組む
        「出直してくれ」と、突き返す。

「おお~ なるほど!、しっかり考えてくれたね。ありがとう」と、相づちを打ち
「△△のところだけど、そう考えた理由を聞かせてくれる。すごく興味ある!」と勇気づけ、さらに考えるチャンスを与える。 

        「・・・・・・・(無言)」で脚を組む

「お~ 何! なになに?⤴、そういうことね! 頑張ったね!」と、相手の目を見て反応する。
「△△のところ、なかなか興味深いね!」と勇気づける。 
「もう少し詳しく教えてもらえる?」とさらに相手の考えを引き出す

        「忙しいから、結論から言って」と相手の方を見ないで聞く。

「お~ そうなんだ! ふむふむ
 △△のところ、そういうことだったんだね!」と、笑顔で相手を見る。 
「反対の立場だったらどうだろう?」と、さらに相手が深く考えることができるように促す

        「えっつ? 何だって?」と、パソコンを見ながら聞く

「なかなか面白いじゃないか!」と、相手と視線を合わせ、
「つづきをぜひ聞かせて!」と、さらに興味津々な態度で話を聞く。

        「ええ~ それで、だから~?」と、言って大きなため息をつく。

「それは楽しそう~!」と、相手に体を向けて話を聞く。

        「あ~ わかってる、わかってる」と、言って時計を見る

「○○のところ、なかなかいいじゃないかぁ。 うんうん、イケてるよ!」と、
大切なところはしっかりメモを取り始める

        「なんだって、はあ~???」と、顎を上げる

「○○について、もっと聴かせてくれないか!」と、前のめりになる。

        「ええー、もう一度言ってくれ」と、ふんぞり返る


「○○のところ、なかなかいい話じゃないか!」と、いいね!とガッツポーズ

        「○○だけど、前にも聞いた!」と、貧乏ゆすりをする。

 

今日のヒント・豆知識

信頼関係を深めるコミュニケーションで大切にしたいこと  

 観察力  
   非言語(表情や態度、口調など)のコミュニケーションに本音がでます。     
   言葉以上にパワフルです。
         五感を研ぎ澄ませましょう!

 聴く力  
   人は話を聴いてくれない人を信じることが出来ません。
   忙しくても相手をしっかり観察し、決していい加減に流さないようにしましょう。
   自分に余裕がなくても緊急そうな場合はその場で、
   緊迫していない様子でしたら日や時間を改めるなどの配慮をしましょう。

 心掛けたい日頃のたわいのない雑談と笑顔
 「褒めて認めて感謝してねぎらい勇気づけ」を実践しましょう。

 指導者としての要諦として、山本五十六さんの詩をご紹介します。
 大切な要素が全て含まれていて、心の支えにしている大好きな詩です。

山本五十六 男の修行

やってみせ、言ってきかせて、させてみて、
誉めてやらねば、人は動かじ。
 
話し合い、耳を傾け、承認し、
任せてやらねば、人は育たず。

 やっている、姿を感謝で見守って、  
信頼せねば、人は実らず。
 
苦しいこともあるだろう、 
言い度いこともあるだろう、
不満なこともあるだろう、
腹の立つこともあるだろう、
泣き度いこともあるだろう、
これらをじっとこらえてゆくのが

男の修行である

ジェンダーは意識しないでくださいね。
現代社会では、 「男の修行」→「指導者の修行」 ですね。

コミュニケーションについてはこちらをご覧ください
社員教育の概要はこちらです。

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信頼関係を深める関わり方 その9

今日一日 心掛けたい関わり方 言葉と態度

部下が提案書を手に、相談にやってきました。
ざっと目を通したけれど、60点ぐらいの出来栄えです。
まだまだ未熟だなぁ、と心の声が聞こえてきそうです。
まずは、説明を聞くことにしました。
まだまだと思いながら…  さらに話を聞きます  深まってきました!  
いい感じになってきています。
成長を感じます! 
育ってきました~。

  
  「○○のところ、なかなかいいね!
  と、ガッツポーズ



  「○○だけど、前にも聞いた!
  と、貧乏ゆすりをする。


 前者のように、いいね!と言葉で褒めて認めて、さらに身振り手振りで気持ちを表現してもらえると、とても嬉しくなります。盛り上がってきました。いよいよ、すばらしい提案書になってきたのではないでしょうか! 心も頭も柔軟に、いろんな価値観を受け止めて、多面的なものの見方が可能な対話の場を作っていきたいものです。  

 後者は、もう聞きたくないとシャッターを閉じています。信頼関係を損なってしまっても仕方ないですね。イライラすると貧乏ゆすりが出てしまわれる方は、意識していただいた方がいいかもしれません。

今日のヒント・豆知識

ほめるのが苦手という方に

保育園「天才キッズクラブ」の運営をご紹介します。(愛読書「致知」5月号から)

子供の教育方法について
 良いところを褒めて認める長所進展法の方が、厳しい指導より効果がある。厳しい指導もするが、全員には通用しない。自信を失ってつぶれる子が多く、その結果自己肯定感が低くなってしまう。例えば、毎日のマラソンでは、一人ひとりの名前をフルネームで呼び、頑張っている姿を「すごい!」、「かっこいい!」と徹底的に褒め認め、「もっと頑張れ」「しっかり走れ」という指示命令は絶対に言わないそうです。

本人の自発性を大切にする教育方針
 「やらせない、教えない、無理強いしない」
 「一に楽しく 二に楽しく 三四がなくて五に楽しく」
 自己肯定感とやる気を育てることで、すごい天才性を発揮する。たとえば、4,5歳で逆立ち歩き、英語のカルタ、足し算・引き算、掛け算も暗算で瞬時にやってしまうらしいです。

スタッフの絆やチームワークを深めるために毎日取り組んでいること
「ハイタッチ」
「円陣を組んで互いを褒めて認めあうピグマリオンミーティング」
「ぱちぱち40(1~40の数字を順番に言う、3の倍数と3がつく数字の時は声を出さずに手をたたく)」 ミスをした人には「グッドエラー、ドンマイ」でミスを責めない体質を作っている、これがフォアザチームの想いを強くする。

社員教育においても参考になる事例です。

  褒めて褒めて認めて感謝して
  ねぎらい勇気づけ

大切にしたいです。

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信頼関係を深める関わり方 その8

今日一日 心掛けたい関わり方 言葉と態度

部下が提案書を手に、相談にやってきました。
ざっと目を通したけれど、60点ぐらいの出来栄えです。
まだまだ未熟だなぁ、と心の声が聞こえてきそうです。
まずは、説明を聞くことにしました。
まだまだと思いながら…  さらに話を聞きます  深まってきました!  
いい感じになってきています。
成長を感じます!


  「○○について、もっと聴かせてくれないか!」と、
  前のめりになる。



  「ええー、もう一度言ってくれ」と、
  ふんぞり返る



 前者のように、積極的に聴きたい時には自然と前のめりになるものです。思いは態度に出ます。それが相手にも伝わります。自分を受け止めてくれているという安心感と充実感。さらに信頼関係が深まり、この調子でいくと、ひるむことなく思い切った提案も出来そうです。

 後者は、いい加減にしか聞いてもらえてない上に、ふんぞり返られると、気持ちは離れていくばかり。「どうせ私のことなんてどうでもいいんだ、適当にやっておこう・・・」と、あきらめの境地、さらに関係が悪化してしまいます。


どんな人とだったら、話しやすいですか?
自分は大丈夫と思っていても、一番分からないのは自分。意外と自分のことは見えないものです。
今一度、日常の言葉かけ態度を振り返ってみる機会にしていただければと思います。



今日のヒント・豆知識

器の大きい人には謙虚な人が多い

 稲盛和夫さんは「謙虚にして驕らず」。大経営者だから、近寄りがたい方かと思いきや、誰にでも公平で相手の年齢に関係なく、絶対に見下した言い方はされず、敬語でお話されるそうです。

器が大きい人
 他人に謙虚に振る舞える人は、信頼され尊敬されるようになります。
 ・他人の間違いを許し、ミスを責めたりしないで、一緒に解決案を考える
 ・自分の失敗を素直に謝ることができる
 ・「ありがとうございます」と素直に感謝の気持ちを伝えることが出来る
 ・人を褒めるのが上手で人間関係は良好、信頼関係もうまく築くことが出来る
 ・誰にでも平等に接する
 ・プラス思考で、自己コントロールができる

器の小さい人
  横柄な態度で自分の弱さを隠そうとします。見え張り君ですね。
 他人に対して横柄に振る舞えば、恨まれたり不満を持たれたりなどマイナス感情につながってしまいます。

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信頼関係を深める関わり方 その7

今日一日 心掛けたい関わり方 言葉と態度

部下が提案書を手に、相談にやってきました。
ざっと目を通したけれど、60点ぐらいの出来栄えです。
まだまだ未熟だなぁ、と心の声が聞こえてきそうです。
まずは、説明を聞くことにしました。
まだまだと思いながら…  さらに話を聞きます  深まってきました!  
いい感じになってきています。

  

 「○○のところ、なかなかいいじゃないかぁ。 うんうん、イケてるよ!」と、
  大切なところはしっかりメモを取り始める

  

 「なんだって、はあ~???」と、
  顎を上げる

 

 前者のように肯定して話を聴いてもらえると、目はランランと輝いてきますね。「よしっ。やったー! もっと話したい」という喜びの声が聞こえそうです。聴いたことを忘れないようにメモを取っている姿を見ると、「分かってくれている、信頼できる、安心だ」と、さらに信頼関係が深まります。
 肝心なところでメモを取らずにいると、「この人大丈夫かなぁ」と、不安になります。
 信頼関係がどんどん深まってきましたね。

 後者の態度は、なんと威圧的な! 上から目線で相手を軽視しています。
本音は言葉の内容よりも口調や態度に出ると言われています。(メラビアンの法則)
これでは、反感をかってしまいます。いい人間関係はできないですね。



今日のヒント・豆知識

五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)を使って相手の世界観をキャッチ!

コミュニケーションに影響力を持つ要素は
 態度や表情 55% 
 話し方や声の調子 38% 
 言葉7%

と、言われています。(メラビアンの法則)

言葉の影響はわずか7%とは、驚きですね。
それだけ私たちは非言語で全身を使って自己表現をしているということなんです。
だからこそ、相手の心理状態を言語以外のサインからキャッチすることが重要になります。
前回もお伝えしましたが、相手を見ないで「ながら」で聞いていては、
  本当は何が言いたいのか、
  緊急度は、
  どれだけ困っているのか
等々、つかみ損ねます。

そして、もう一つ意識したいところ。
口では「いいですよ」と言いながらも、目は「イヤです」と言いたげでは、ほんとはどうすればいいのか相手に正しく伝わりません。 
伝える時は、 
 自分の思い=振る舞い=言葉 
すべてを一致させて誤解を生まないコミュニケーションを努めましょう。

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信頼関係を深める関わり方 その6

今日一日 心掛けたい関わり方 言葉と態度

部下が提案書を手に、相談にやってきました。
ざっと目を通したけれど、60点ぐらいの出来栄えです。
まだまだ未熟だなぁ、と心の声が聞こえてきそうです。
まずは、説明を聞くことにしました。
まだまだと思いながら…  さらに話を聞きます  
深まってきました!

   

  「それは楽しそう~!」と、相手に体を向けて話を聞く。

  

  「あ~ わかってる、わかってる!」と、言って時計を見る

 

 前者のように、視線を合わせるだけでなく体を向けて話を聞くことで、あなたの話を全身全霊でお聞きしますよという気持ちが伝わり、信頼関係がどんどん深まっていきます。

後者は、あなたの話を聞く時間はありません、というサインですね。
「どうせ私の話なんてどうでもいいんだ。いっつもそう、まともに取り合ってくれたことがない!」という声が聞こえそうです。軽くいなしてばかりでは信頼関係を築けません。その結果、納得いかないので何度も訴えてこられることになり、逆効果です。

人は、自分の話を聞いてくれない人を信じることができないものです。


今日のヒント・豆知識

不平不満は最低でも30分は聞いてみましょう

☆傾聴で部下の心をつかんだ管理職のお話☆

文句や不平不満の多い社員を持て余していた管理職の話です。
研修の一環で管理職向けに傾聴訓練を実施していました。

ある日、例の社員が物言いたげにやってきました。
「あ~、またか」と思いつつも、今回は傾聴を実践するときが来たと覚悟を決めました。40分間ただひたすら聴いて、最後に少しだけ自分の想いを伝えたとのことです。
すると、なんと、それ以降不平不満が随分減ったらしいです。

文句言いの社員は、ただ聴いてほしかった。耳を傾けてもらいたかった。
「私の話を聞いて!!」だったんですね。
聴いてさしあげることで、あなたは大切な存在なんだということが伝わったようです。
仕事のできる方でした。

傾聴で上司と部下の関係改善につながった事例です。
傾聴の効果は大きいですね!

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信頼関係を深める関わり方 その5

今日一日 心掛けたい関わり方 言葉と態度

部下が提案書を手に、相談にやってきました。
ざっと目を通したけれど、60点ぐらいの出来栄えです。
まだまだ未熟だなぁ、と心の声が聞こえてきそうです。
まずは、説明を聞くことにしました。
まだまだと思いながら…  さらに話を聞きます

 


 「なかなか面白いじゃないか!」と、相手と視線を合わせ、
 「つづきをぜひ聞かせて!」と、さらに興味津々な態度で話を聞く。


 「ええ~ それで、だから~?」と、言って大きなため息をつく。

 前者のように、視線を合わせるアイコンタクト(相手の目を見ることによって意思や態度などを伝える)は、信頼や親近感が増します。相手は気持ちも軽くなり考えを伝えやすくなります。目線を合わせることで真剣さも伝わり、相手はしっかりしなくちゃ!と頑張る意欲にもつながりますね。

 後者は、不愉快極まりない態度と言えます。相手を軽視していて横柄。緊張してしどろもどろになってしまいます。がっかりさせてしまった~と自責の念にも駆られます。

 今ひとつだなと思ったとしても、忍耐強く、相手の成長を願って強みを伸ばしていけるようなコミュニケーションを心掛けたいものです。

今日のヒント・豆知識

目は口ほどにものをいう! 
 口では笑っているけれど目は冷ややか、と敏感に感じる時ありますね。

小泉純一郎さんの演説はさすがでした!
 昔、小泉純一郎さんが奈良駅前で演説をされるのを偶然拝見することができました。ホントにお上手です。道路の両側が人で埋め尽くされていましたが、「純ちゃんは間違いなく私を見て演説してくれた!」と思えました。分かりやすい短いフレーズ、その間じっと視線を止めて笑顔で話しかけるように演説されるんです。同じ方向にいた人は、皆「私を見て話してくれた!」という印象を持たれたと思います。その時は、なんだか嬉しくて友達とはしゃいでいたのを覚えています。
アイコンタクトでコロリでした。



☆アイコンタクトのメリット
 ・相手に好印象を与えることが出来る
 ・円滑なコミュニーションが取れる
 ・相手に緊張感を持たせない
 ・相手に親近感を抱かせる

☆目の動きひとつで、いろんな情報を得ることが出来ます。
 ・目線が下がれば バツが悪くて反省している
          恥ずかしくてうつむいた
          自信がない
          内省している
 ・目線が上がれば 考え事をしている
          何かを思い出している
          想像している
 ・大きく見開けば 驚いている
          強調したい

☆アイコンタクトの注意点
 見続けると圧迫感を感じて相手は緊張してしまいます。じっと見ていると、相手から視線をそらされた経験ありませんか。注視や凝視と勘違いされ、不信感を与えてしまうこともあります。おおよそ3秒以上見続けるのは避けたほうがいいと言われています。

 相手の目を見て話をするのが苦手な方もおられるとは思いますが、とくに初対面の方の場合は少し頑張ってアイコンタクトを取ってみましょう。何よりも大切なのは笑顔で会話を楽しむことですね!

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信頼関係を深める関わり方 その4

今日一日 心掛けたい関わり方 言葉と態度

部下が提案書を手に、相談にやってきました。
ざっと目を通したけれど、60点ぐらいの出来栄えです。
まだまだ未熟だなぁ、と心の声が聞こえてきそうです。
まずは、説明を聞くことにしました。
まだまだと思いながら…
聞いています

 「お~ そうなんだ! ふむふむ
  △△のところ、そういうことだったんだね!」と、笑顔で相手を見る。 
 「反対の立場だったらどうだろう?」と、さらに相手が深く考えることができるように促す



 「えっつ? 何だって?」と、
 パソコンを見ながら聞く

 

前者では、まずは肯定的に理解したことを伝えているので、相手はしっかり話を聞いてもらえ自分が尊重されていると感じることが出来ます。笑顔はいいですねぇ。フランクになれ、質問されてもビビることなく、さらに創造力豊かに考えを巡らせることができます。

後者は、相手の話に集中していません。
実は、これもよくあるケースです。
パソコンを見ながら、資料を見ながら聞いている…
耳が痛いと感じる方も多いのではないでしょうか?

ながら聞き、なま返事では、ほんとに聞いてもらってるのかなぁと不信感でいっぱいになります。所詮、私の話なんかどうでもいいんだ、と感じてしまうかもしれません。そうなると、仕事にも身が入りません。


今日のヒント・豆知識

笑顔は大切!


 ある面談でのこと。
 この人できるな!と感じた管理職の方に
  「部下とのコミュニケーションで大切にしていることは何ですか?」とお聞きしたところ
  「笑顔と雑談」と即効で答えが返ってきました。
  「そのように心掛けていると、いろんな情報が上がってくるんです。」とのことでした。
 そして、その方の部下が大切にしていたことも同じく「笑顔と雑談」でした。
 しっかり受け継がれているんですね。
 強い組織力を感じた出来事でした。

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信頼関係を深める関わり方 その3

今日一日 心掛けたい関わり方 言葉と態度

部下が提案書を手に、相談にやってきました。
ざっと目を通したけれど、60点ぐらいの出来栄えです。
まだまだ未熟だなぁ、と心の声が聞こえてきそうです。
まずは、説明を聞くことにしました。
まだまだと思いながら…


 「お~ 何! なになに?⤴、そういうことね! 頑張ったね!」と、相手の目を見て反応する。
 「△△のところ、なかなか興味深いね!」と勇気づける。 
 「もう少し詳しく教えてもらえる?」とさらに相手の考えを引き出す


 「忙しいから、結論から言って」と相手の方を見ないで聞く。


前者では、相手を褒めて認めてねぎらうことから信頼関係を深め
さらに質問することで成長を促すことが出来ます。


後者ですが、「やってしまってます~」という声をよくお聞きします。
耳が痛いと感じる方が多いようです。

結論から言ってもらう指導も大事ですが、
もし、クレームなどの緊急を要する要件だったとしたら…
 今はやばそうだから、後にしよう
 結論といわれても頭が整理できていない、どうしよう
 だいたい、どうしたらいいか分からないから相談にきているのに…
と、大事な話を切り出せないまま先送りしてしまう可能性があります。

そのせいでクレームがさらに大きくなってしまうこともあります。
そうなってから「なんでもっと早く言わなかったんだ!」と、相手を叱っても後の祭り。
表情を見ていれば、緊急度などにも気づけます。




今日のヒント・豆知識

観察力を磨こう 

相手の表情や態度から相手が考えていることを察する力は大切
 たとえ忙しくても、相手をしっかり見て表情や態度から状況を判断し
 「今は忙しいから、1時間後に話を聴くね」などと、相手の目を見て応えましょう。
 自分のことを大切にしてもらえていることも感じることができ
 自ずから悪い情報もあがってくるようになります。

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信頼関係を深める関わり方 その2

今日一日 心掛けたい関わり方 言葉と態度

部下が提案書を手に、相談にやってきました。
ざっと目を通したけれど、60点ぐらいの出来栄えです。
まだまだ未熟だなぁ、と心の声が聞こえてきそうです。
まずは、説明を聞くことにしました。

 「おお~ なるほど!、しっかり考えてくれたね。ありがとう」と、相づちを打ち
 「△△のところだけど、そう考えた理由を聞かせてくれる。すごく興味ある!」と勇気づけ、
 さらに考えるチャンスを与える


 「・・・・・・・(無言)」で脚を組む


どちらが相手の成長につながるか、明らかですね。
出来ているところを承認し、更に期待されていると感じることが出来れば、頑張れます。


「無言…」 辛いですね… 
心臓パクパク、緊張で冷や汗とあぶら汗状態、頭真っ白かもしれません。

 

姿勢や態度は心持ちに影響します

 それでは、今度は腕だけではなく脚も組んで、のけぞってみましょう。
  ☆☆☆
  ☆☆☆
 俺様気分に染まっていきそうですね。
 普段、そのような態度を取ったことが無い人は、ここでかなり違和感を感じられます。

 少しそれますが、授業や会議で発言するのが苦手という方は、直前の10分間、俺様気分に浸れる態度で過ごしてみてください。その勢いで臨むと怖いものなしで発言でますよ。チャレンジです。
 



今日のヒント・豆知識 


脚を組む

脚を組みをしている時の心理
 ①単にリラックスしている
 ②セクシーに見せたい
 ③相手を警戒している
 ④自分を大きく見せたい
 ⑤自己防衛や拒絶反応(心を閉ざしている)

文化による違い
 日本では人の話を聴くときに脚を組むのはマナー違反ですが
 欧米では、リラックスしていて敵意はありませんということを示しています。
 文化によって随分マナーが違うことも覚えておきたいですね。

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信頼関係を深める関わり方 その1

今日一日 心掛けたい関わり方 言葉と態度

部下が提案書を手に、相談にやってきました。
ざっと目を通したけれど、60点ぐらいの出来栄えです。
まだまだ未熟だなぁ、と心の声が聞こえてきそうです。
さて、どんな対応をしましょう?

 「おお~ ○○のところはいいね!」と、うなづく
 「△△だけど、お客様からみたらどうだろう?」と、考えるチャンスを与える

 「おお~ なんでぇ!?」と言って腕を組む
 「出直してくれ」と、突き返す。


どちらが相手の成長につながるか
相手の性格や状況にもよりますが
前者の方が相手のモチベーションはあがりますし成長につながりますね。


姿勢や態度は心持ちに影響します
 では、腕組みをして、少しのけぞってみてください。
   ☆☆☆
   ☆☆☆
 どうですか?
心持ちに変化が現れませんか?
そう、それって相手には敏感に伝わるものなんですよね。



今日のヒント・豆知識  


腕組み

腕組みをしている時の心理
 ①警戒して相手を拒絶している(ブロッキング)
 ②納得いかないから反発している
 ③防衛本能から
 ④悩んでいる(背中が丸くなっていたりする)
 ⑤考え事をしている

相手に与える印象 
 ①威圧的で近寄りがたい
 ②話しかけにくい
 ③ダメな奴と嫌われてしまったかも
 ④怒っているのかな
 ④考え事をしているのかな

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