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コミュニケーション ブログ

信頼関係を深める関わり方 その7

今日一日 心掛けたい関わり方 言葉と態度

部下が提案書を手に、相談にやってきました。
ざっと目を通したけれど、60点ぐらいの出来栄えです。
まだまだ未熟だなぁ、と心の声が聞こえてきそうです。
まずは、説明を聞くことにしました。
まだまだと思いながら…  さらに話を聞きます  深まってきました!  
いい感じになってきています。

  

 「○○のところ、なかなかいいじゃないかぁ。 うんうん、イケてるよ!」と、
  大切なところはしっかりメモを取り始める

  

 「なんだって、はあ~???」と、
  顎を上げる

 

 前者のように肯定して話を聴いてもらえると、目はランランと輝いてきますね。「よしっ。やったー! もっと話したい」という喜びの声が聞こえそうです。聴いたことを忘れないようにメモを取っている姿を見ると、「分かってくれている、信頼できる、安心だ」と、さらに信頼関係が深まります。
 肝心なところでメモを取らずにいると、「この人大丈夫かなぁ」と、不安になります。
 信頼関係がどんどん深まってきましたね。

 後者の態度は、なんと威圧的な! 上から目線で相手を軽視しています。
本音は言葉の内容よりも口調や態度に出ると言われています。(メラビアンの法則)
これでは、反感をかってしまいます。いい人間関係はできないですね。



今日のヒント・豆知識

五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)を使って相手の世界観をキャッチ!

コミュニケーションに影響力を持つ要素は
 態度や表情 55% 
 話し方や声の調子 38% 
 言葉7%

と、言われています。(メラビアンの法則)

言葉の影響はわずか7%とは、驚きですね。
それだけ私たちは非言語で全身を使って自己表現をしているということなんです。
だからこそ、相手の心理状態を言語以外のサインからキャッチすることが重要になります。
前回もお伝えしましたが、相手を見ないで「ながら」で聞いていては、
  本当は何が言いたいのか、
  緊急度は、
  どれだけ困っているのか
等々、つかみ損ねます。

そして、もう一つ意識したいところ。
口では「いいですよ」と言いながらも、目は「イヤです」と言いたげでは、ほんとはどうすればいいのか相手に正しく伝わりません。 
伝える時は、 
 自分の思い=振る舞い=言葉 
すべてを一致させて誤解を生まないコミュニケーションを努めましょう。

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