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ハラスメント ブログ

【ハラスメント】あなたのセクハラ認識度合いは?

今回はセクシャルハラスメントについてお伝えします。


セクハラの認識度を上げるために、具体的な例や研修での出来事を共有していきますね。



それでは、早速、ご質問です!

・歓迎会の宴会の場でのこと

  係長が、女性の新人を
  男性の課長の隣に座らせ
  お酌をするように指示しました。
  さらには、デュエットまで強要しています。

 このような係長の指示をどう感じますか?


本日のテーマ

セクシャルハラスメント
あなたのセクハラ認識度合いは?


研修の一環として、参加者のセクハラに対する認識度を確認するために、
さまざまな質問を投げかけます。

冒頭の質問がその一つです。


あなたは、どのように感じられましたでしょうか?


年齢や性別によって意見は分かれるところではありますが、
60代の男性からは
 「そんなん普通ちゃいますか!なんであかんのですか?」
という反応がありましたし

同じく60代の女性からは
 「私の若いころは当たり前やった!」
との声も上がりました。

それぐらいのことで
なぜセクハラ認識度が低いということになるのか、理解できないようでした。


これが実態なのです。


新人が質問にあるような経験をすると、二度と飲み会に行きたくなくなります。会社の宴会を避ける若手が多い一因ですね。(私も嫌です!!)


こうした反応からもわかるように、セクハラに対する認識には世代間のギャップが存在しています。


ここで大切なのは、時代の変化に対応し、過去の認識を見直すことですね。

昔の常識が今や非常識
ということが往々にしてあります。

異性の上司の隣に座ることを強要する行為は、相手を対等なパートナーとして見ていない意識の表れ。

「時代は変わっています! 今迄の認識を変えていかなければならないですね」と、お伝えすると理解してくださいました。

それでは、セクハラの具体的な例を、いくつか取り上げましょう。

女性社員に対して
「お局さん」
「そんなんだから結婚できないんだよ」
と繰り返し発言した男性上司が降格になったケースもあります。

多少の性的な冗談やからかいを、日常のコミュニケーションに多用する人もいますが、それを軽く受け流すぐらいの度量が欲しいと思っている方もいます。

冗談であっても、相手が不快に感じたり傷ついたりすることがあることを
覚えておいていただきたいです。


社内の女性社員や男性社員を
「うちのおにいちゃん」「うちの女の子」
などと呼ぶことは、相手を尊重した呼び方とは言えません。

「若い子に入れてもらったお茶はおいしいなぁ!」
褒めているつもりでもNGです。

「女性に、こんな責任ある仕事は任せられない」
 昔はこういった考えの方、結構おられました。
 性別を理由として決めつけることはNG
 
 今や、かつては男性の仕事と思われていた職場で
 活躍している女性の方がたくさんいます。

「男性は所帯を持ってこそ一人前」
 こういった認識を持っておられる方、意外と多いです。
 業務と関係ありません。

「女のくせに生意気だ」「男のくせに力がないね」
「女は女らしく」「男は強くなければならない」
 こういった感覚もなくしていきましょう。

「彼氏(彼女)いるの?」「いつ結婚するの?」
 心配して気にかけているつもりでも、
 聞かれた相手は不快に感じることもあります。


私も、ついつい「かわいい!」とか、言ってしまいがちですが・・・ (汗)

セクハラの認識度は、個人によって異なるかもしれませんが、社会全体で意識を高めることが重要ですね。


まずは、セクハラについて、自身の認識度を高めることから始めましょう。

従業員さんたちを行為者にさせない、被害者を作らないためにも、全員が協力してハラスメント問題に取り組んでまいりましょう。

今回研修を実施した会社の経営者は、なかなかハラスメント行為を止めることができず、悩んでおられました。

なんとかハラスメントを無くして、働きやすい職場環境を作っていきたいという強い想いを持っておられました。


この想い
全ての経営者、働く人の
共通の想いですね!


すべての人が尊重される職場で働くことができるよう、私たち一人ひとりが努力することが大切ですね。



それでは
今日も、ワクワク
楽しい1日をおすごしくださいね!!



最後までお読みいただき
ありがとうございました♪

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