只今、来月10月13日発刊予定の小冊子
「ビジネス成果をあげる チームの力を最大限に発揮するガイドブック」
の制作に没頭しています。(汗)
今回は、この小冊子に掲載する 「お客様の声」から一部をご紹介します。
おりしも、ようやく暑さも峠を越え若草山に登れる気候になってきました。
若草山登山を思い浮かべながらメンバーの気合が入る取組みをご紹介します。
秋の若草山です。ここから登山スタート。
若草山 一重目 (中腹)
若草山は標高342メートル
低山ですが、頂上からは360度
京都府木津も見渡せます。
若草山頂上 鶯塚古墳
上からでないと
頂上に登らないと
見えない景色がある
下から見上げているだけは見えない景色
頂上からの景色を堪能したい!
と、思っている人が少なからずいます。
というお話です。
本日のテーマ
視座を高め、チームの力を引出す!
人財育成の一環として、管理職向けの経営勉強会を開催しています。
一昔前に流行った「もしドラ」などもいい勉強材料になりました。
ジョン・P・コッター博士の「カモメになったペンギン」や解決志向アプローチの「リチーミング」の手法も採用しています。
主たる目的は、経営の勉強だけでなく
経営者マインドを醸成し、意識変革を促す
目先のことで右往左往しない
視座を高め、広い視野で判断できるようになることです。
また、学んでいくプロセスでチームの結束力を高めベクトルをあわせビジネス成果をあげる力をつける「組織力強化」にあります。
これらの取り組みの土台は、経営品質協議会の「経営品質向上プログラム」です。
中小企業家同友会の「企業変革支援プログラム」を使って、アセスメントを行いながら進めています。
自社を客観的に評価することで、独自の強みや弱点が明らかになり、経営に対する認識が変化していきます。
ある会社でのこと。
全部門の中間管理職を集めて経営勉強会を始めました。
勉強会を始める前は、
「経営なんて、自分には関係ない」
と思っていたメンバーも、アセスメントを進めるにつれ、経営自体が他人事ではなく徐々に自分事になっていきました。
始めた当初は自部門に有利な方向に決めていきたいと思って臨んでいたけれど、誰がどんな役割をするのが最適なのかという視点で考えるようになり参加メンバーの判断基準も変わっていきました。
ゆずったり、ゆずられたり、 徐々に部分最適から全体最適を模索し始めます。
部門の壁を超えて、横軸を通していくことは組織全体の活性化に、なくてはならないことです。
このように、みんなが主体的に考え行動してくれるようになると組織変革サポーターのサポートは不要です。
卒業ですね。
経営勉強会に参加した管理職の感想
- 今迄は自部門のことしか考えていなかったが、全体最適で考えるようになった
- 経営者の視点で考えることの難しさや大切さを知れた
- 経営を意識したことが無かったが、他人事ではすまされないと思うようになった
- 何が不足していて、今どのレベルにいるのかが、少し見えた
- 視線を一段階上のレベルに引き上げ、何をすべきか、将来を見据えて考える必要がある
将来有望な右腕が育ちはじめました。
トップダウンの指示に頼ることなく、各部門が主体的に役割を果たせるようになりました。
視座が高くなると意識変革が起こる
このような勉強会をしていると徐々にメンバーの視座が高くなってきます。
ある時、組織図を描きながら中間管理職の方々の位置を確認。
じゃ、経営者はどうでしょう。
すると、見えてる景色は全然違うことに気づきます。
山の頂上からは360度見渡せるわけです。
経営者はその位置から、さまざまな問題がある中、日々、多くの選択と決断を行っていることに気づくとともに自分の視野の狭さや未熟さを痛感するわけです。
いつも経営者に対して反抗して文句ばっかり言っていた方も、経営者に対する見る目が変わります。
このような話をすると、キラリと目が輝くメンバーがいます。
ギアが入る瞬間です。
いつかは、その頂上に登りたい
と、その目が物語っていました。
山の天気は移り変わりが早い
雲がかかったり
霧が出てきたりして
視界不良になることも多々あります。
現代も同様に、先を見通すことは難しいと言われています。
ですが、視界不良だから仕方がないと、メンバーを迷わせるわけにはいきません。
こんな時に大切なのは、「コンパス」(方位磁石)
経営理念やビジョン、 羅針盤のような指針です。
これらがあれば、どんなに変化の激しい時代でも、道を見失うことはありません。
また、経営を学び視座が高くなったメンバーとならがっつりスクラムを組んでともに迷うことなく邁進できることでしょう。
メンバーの方々に視座を高めるお話をして意識を変えてもらいましょう。
さて、皆さま
今日は、どんな山からの景色を楽しみましょう?
ドローンを飛ばしてみましょうか!
さらに高い視座でそこから見える世界に浸ってみるのもいいかもしれませんね。
それでは
今日も、ワクワク
楽しい1日をお過ごしくださいね!!
立山雄山 頂上
最後までお読みくださり
ありがとうございました♪