ベクトルワーク(対話の場)

グループ討論

 ダイヤモンドはダイヤモンドで磨くと言います。同様に、人は人で磨かれます。役職や年齢などに関係なく意見交換ができる、安全で安心な対話の場を作ることが大切です。コミュニケーションの研修で学んだことを、グループ討論で生かしていただきます。

 チームで語り合う場を敢えて作ります。通常の定例会議などでは得られない効果があります。「こんな一面もあったのか」、「あいつ、なかなかやるなあ」と、互いに刺激になることで切磋琢磨していくことができます。

 社員教育の目的に沿ったテーマで様々な角度からグループ討論を実施します。ブレーンストーミングなども取り入れ、どんな人からも意見が出やすい状況を作ります。話し合いのプロセスで、自ずとベクトルがあってきます。なので、グループ討論をベクトルワークと呼んでおります。

 多くの管理職が部下の育成に悩んでいます。特に若い人達への接し方に苦戦しています。オープンに話し合える場は以外とないものです。意図的に対話の場を作りましょう。話し合いをする中で、いいアイデアが出て活路を見出せることもあります。メンバーの意見を参考にしながら、切磋琢磨していく場は必要です。

 部門横断的に集まった管理職のグループ討論を行うことにより、自部門のことだけではなく全体を見て判断し、必要と思えば「私のメンバーでやります」という全体最適の発想が生まれます。助け合い、支え合って成し遂げる力が培われます。組織のレジリエンスも高まります。



テーマ事例:職場環境の改善・5S運動・行動指針作成
      行動指針の実践等々
お客様の声:いつも発言しない人が発言するようになった
      研修以外の他の会議でも発言するようになった
       (「こんなん言ったらどう思われるやろ」
        という不安がなくなった)
      こんなふうに話し合える場が、必要だったんですね
      これを機会に、話し合いの場を持ちます
      社員の考えていることを知れた


 

【コラム:参画することは大事】
 コンピューターシステムを納品するにあたり、すんなり本稼働に移行できる会社とそうでない会社があります。では、その差は何か? 
 そもそも、現場の話を聴かずに管理職だけの考えて決めたシステムは、実際納品してから現場で多くの問題が出てきます。最悪のケースです。打合せ段階からしっかりと現場の話や意見を聞いて参画してもらうことが重要です。自分の意見を聞いてもらえる、自分は大切にされている、存在意義を感じやりがいと責任感がうまれます。そういったプロセスを踏むことで、納品後も本番までしっかり責任感を持って前向きに邁進してくださいます。前者の場合はやらされ感しかなく協力しようという気持ちにもなれないものです。得てしてそのような管理職は自分の責任逃れのために業者に責任を押し付けますが、会社の経営層からは見抜かれているものです。

ベース研修はこちらからどうぞ

パワーアップ面談はこちらからどうぞ

【ご登録はクリック】組織変革サポーターメールマガジンマガジン