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信頼関係を深める関わり方 その8

今日一日 心掛けたい関わり方 言葉と態度

部下が提案書を手に、相談にやってきました。
ざっと目を通したけれど、60点ぐらいの出来栄えです。
まだまだ未熟だなぁ、と心の声が聞こえてきそうです。
まずは、説明を聞くことにしました。
まだまだと思いながら…  さらに話を聞きます  深まってきました!  
いい感じになってきています。
成長を感じます!


  「○○について、もっと聴かせてくれないか!」と、
  前のめりになる。



  「ええー、もう一度言ってくれ」と、
  ふんぞり返る



 前者のように、積極的に聴きたい時には自然と前のめりになるものです。思いは態度に出ます。それが相手にも伝わります。自分を受け止めてくれているという安心感と充実感。さらに信頼関係が深まり、この調子でいくと、ひるむことなく思い切った提案も出来そうです。

 後者は、いい加減にしか聞いてもらえてない上に、ふんぞり返られると、気持ちは離れていくばかり。「どうせ私のことなんてどうでもいいんだ、適当にやっておこう・・・」と、あきらめの境地、さらに関係が悪化してしまいます。


どんな人とだったら、話しやすいですか?
自分は大丈夫と思っていても、一番分からないのは自分。意外と自分のことは見えないものです。
今一度、日常の言葉かけ態度を振り返ってみる機会にしていただければと思います。



今日のヒント・豆知識

器の大きい人には謙虚な人が多い

 稲盛和夫さんは「謙虚にして驕らず」。大経営者だから、近寄りがたい方かと思いきや、誰にでも公平で相手の年齢に関係なく、絶対に見下した言い方はされず、敬語でお話されるそうです。

器が大きい人
 他人に謙虚に振る舞える人は、信頼され尊敬されるようになります。
 ・他人の間違いを許し、ミスを責めたりしないで、一緒に解決案を考える
 ・自分の失敗を素直に謝ることができる
 ・「ありがとうございます」と素直に感謝の気持ちを伝えることが出来る
 ・人を褒めるのが上手で人間関係は良好、信頼関係もうまく築くことが出来る
 ・誰にでも平等に接する
 ・プラス思考で、自己コントロールができる

器の小さい人
  横柄な態度で自分の弱さを隠そうとします。見え張り君ですね。
 他人に対して横柄に振る舞えば、恨まれたり不満を持たれたりなどマイナス感情につながってしまいます。

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