経営者編 ヒント1:「理念共有によって起こる効果」 |
【ご質問】
あなたの属している組織について、
小学3年生の子供に、以下のことを伝えるとしたら、
どのようにお話しされますか?
その1) 大切にしている考えは?
その2) 自慢できるところは?
その3) なぜお客さまから選ばれているのですか?
【ポイント】
理念や行動指針は、抽象的な言葉で明文化されています。
いざ、説明しようとしたら、
意味するところを分かっているつもりでも
案外に「あれっ!」と、なることないですか?
分かっているつもりでも、
いざ行動という段になると、理念と軸がずれていたり…
頭で理解しているだけで、
腹落ちしていないようでは、
組織は変わることができません。
小学3年生に伝えようと思ったら、
難しい言葉を使わずに
よりかみ砕いて
説明することが求められます。
例えば、簡単すぎる例にはなりますが(汗)
「顧客重視」のような内容を掲げているところは多いと思います。
では、具体的にどうすることが顧客重視に当てはまるのか・・・
「レストランに行って、
せっかく楽しみにしていたお料理がまずかったり
なかなかお料理がでてこなかったりしたら、
もうそのお店に行きたくなくなるよね。
そんなことにならないように、
めんどくさいなぁ
と、思うことがあるかもしれないけれど
元気よくあいさつして
美味しかった、このお店に来て良かった
と、満足してもらいたいんだよ。
今日は楽しかった。また来るね。
なんて、言ってもらったら最高だね。
そうやって、お客さんがどうやったら満足してもらえるか
いつも、考えているんだよ
そして、一番の自慢はね ・・・ 」
自ずと本質に近づきます。
そして、熱い思いを込めた言葉は、
人を動かします。
メンバーにも、大切な軸が腹落ちしておれば
ルールや細かいマニュアルなども必要ではありません。
対話を重ねることで、
一枚岩になっていくことができるのです。
小学3年生に説明すると思って、
ストーリーを考えてみましょう。
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