今日一日 心掛けたい関わり方 言葉と態度
部下が提案書を手に、相談にやってきました。
ざっと目を通したけれど、60点ぐらいの出来栄えです。
まだまだ未熟だなぁ、と心の声が聞こえてきそうです。
まずは、説明を聞くことにしました。
まだまだと思いながら… さらに話を聞きます 深まってきました!
いい感じになってきています。
成長を感じます!
育ってきました~。
「○○のところ、なかなかいいね!」
と、ガッツポーズ。
「○○だけど、前にも聞いた!」
と、貧乏ゆすりをする。
前者のように、いいね!と言葉で褒めて認めて、さらに身振り手振りで気持ちを表現してもらえると、とても嬉しくなります。盛り上がってきました。いよいよ、すばらしい提案書になってきたのではないでしょうか! 心も頭も柔軟に、いろんな価値観を受け止めて、多面的なものの見方が可能な対話の場を作っていきたいものです。
後者は、もう聞きたくないとシャッターを閉じています。信頼関係を損なってしまっても仕方ないですね。イライラすると貧乏ゆすりが出てしまわれる方は、意識していただいた方がいいかもしれません。
今日のヒント・豆知識
ほめるのが苦手という方に
保育園「天才キッズクラブ」の運営をご紹介します。(愛読書「致知」5月号から)
子供の教育方法について
良いところを褒めて認める長所進展法の方が、厳しい指導より効果がある。厳しい指導もするが、全員には通用しない。自信を失ってつぶれる子が多く、その結果自己肯定感が低くなってしまう。例えば、毎日のマラソンでは、一人ひとりの名前をフルネームで呼び、頑張っている姿を「すごい!」、「かっこいい!」と徹底的に褒め認め、「もっと頑張れ」「しっかり走れ」という指示命令は絶対に言わないそうです。
本人の自発性を大切にする教育方針
「やらせない、教えない、無理強いしない」
「一に楽しく 二に楽しく 三四がなくて五に楽しく」
自己肯定感とやる気を育てることで、すごい天才性を発揮する。たとえば、4,5歳で逆立ち歩き、英語のカルタ、足し算・引き算、掛け算も暗算で瞬時にやってしまうらしいです。
スタッフの絆やチームワークを深めるために毎日取り組んでいること
「ハイタッチ」
「円陣を組んで互いを褒めて認めあうピグマリオンミーティング」
「ぱちぱち40(1~40の数字を順番に言う、3の倍数と3がつく数字の時は声を出さずに手をたたく)」 ミスをした人には「グッドエラー、ドンマイ」でミスを責めない体質を作っている、これがフォアザチームの想いを強くする。
社員教育においても参考になる事例です。
褒めて褒めて認めて感謝して
ねぎらい勇気づけ
大切にしたいです。