◆経営者編◆ヒント7:普段使っている言葉を変えると人生が変わる
【ご質問】
あなたが普段使っている言葉に意識をむけてみましょう!
「明元素言葉」
・ありがとう ・充実している ・お元気さま ・簡単だ ・できる ・やってみよう
・頑張ります ・努力します ・挑戦します ・楽しい ・うれしい ・おもしろい
・すばらしい ・美しい ・まだ若い ・おいしい・すてきだ ・きれいだ
「暗病反言葉」
・忙しい ・疲れた ・どうしよう ・いやだ ・困難だ ・やってられない
・難しい ・できない ・やりたくない・つらい ・苦しい ・つまらない
・ダメだ ・不幸だ ・もう年だ ・まずい ・どうせ ・どうでもいい
その1) 上記の言葉の中で日頃よく使う言葉はどれですか?
その2) 上記の「暗病反言葉」の中で、最もよく使う言葉を、
前向きな表現に変えるとしたら、どのように表現しますか?
その3) 表現を変えるだけですから、状況は変わっていません。
表現を変えてみたら
心持ちはどのように変化しましたか?
【ポイント】
明元素は「現状を打破する言葉」、
暗病反は「現状を維持してしまう言葉」
と言われています。
ストレスマネジメント研修を実施するときは、
「口癖リスト」として
上記の一覧と似たような言葉の中から
普段どの言葉をよく使うか
チェックしていただきます。
「暗病反」の中で、よく選ばれるものに
「難しい・分からない・疲れた」があります。
(上記の一覧に「分からない」はないです)
研修後に、メンタル不調を感じておられる方から
「口癖が暗病反に偏っていることに気づいた。」
「今日から明元素に切り替える。」
「イケてた時はいつも明元素の言葉を使っていたのに。」
などの感想をいただくことがあります。
私も「難しい」とつい言ってしまいたくなることがあります。
研修でお伝えしていることなので
「簡単ではない」というふうに表現を変えてはみるのですが、
あっさり「難しい」
と、言ってしまった方がよっぽど楽だよな、
と思うことも・・・
でも、若干の敗北感が残ります・・・
やはり、「明元素」は、大事ですね!!
リーダーが、暗病反
「あー、まいったな! どっと疲れたよ」
なんて言うと、聴いている周りのメンバーも、
意気消沈してしまいます。
言ってる本人も、より一層どっと疲れたりして、
みんなのモチベーションが上がるわけないですよね。
ではなくて、明元素
「色々大変だったけど、今から巻き返してがんばるぞー!」
と言えば、まわりの社員も元気が出てきて
「よ―し、私もがんばろう!」と、思えます。
つまり、どちらの言葉を発するかによって
結果は180度違ってくるということです。
これって、実は無意識レベルの話になります。
なので、日ごろから「明元素」の言葉をたくさん使って
潜在意識へ働きかけていくことが
大事になります。
今日は 「言葉を大事にせよ」という
中村天風さんの言葉を引用させていただきますね。
(以下、『折れない心』より引用抜粋)
言語には、すこぶる強烈な暗示力が
固有されている。
だから積極的人生の建設を志す者は
消極的の言語をたとえ戯れにも
口にしてはならないのである。
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「なにげなく出てくる言葉」
などというものはない。
なぜなら、どんな人の言葉であっても
その言葉になる前には、観念がある。
つまり観念が言葉を創るのである。
実際に人間が日々便利に使っている言葉ほど、
実在意識の態度を決定するのに
強い感化力、暗示力をもつものはない。
そのことを完全に理解し、
かつ応用して生きる人は、
もはや立派に人生哲学の第一原則を
会得した人だといえる。
なぜなら、それは人生というものは、
言葉で哲学化され、
科学化されているからである。
言葉が人生を左右している。
それくらい言葉は大事なのだ。
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自分の人生の為だけではなく
メンバーの成長のためにも
意識してまいりましょう!
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