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コミュニケーション ブログ

信頼関係を深める関わり方 その5

今日一日 心掛けたい関わり方 言葉と態度

部下が提案書を手に、相談にやってきました。
ざっと目を通したけれど、60点ぐらいの出来栄えです。
まだまだ未熟だなぁ、と心の声が聞こえてきそうです。
まずは、説明を聞くことにしました。
まだまだと思いながら…  さらに話を聞きます

 


 「なかなか面白いじゃないか!」と、相手と視線を合わせ、
 「つづきをぜひ聞かせて!」と、さらに興味津々な態度で話を聞く。


 「ええ~ それで、だから~?」と、言って大きなため息をつく。

 前者のように、視線を合わせるアイコンタクト(相手の目を見ることによって意思や態度などを伝える)は、信頼や親近感が増します。相手は気持ちも軽くなり考えを伝えやすくなります。目線を合わせることで真剣さも伝わり、相手はしっかりしなくちゃ!と頑張る意欲にもつながりますね。

 後者は、不愉快極まりない態度と言えます。相手を軽視していて横柄。緊張してしどろもどろになってしまいます。がっかりさせてしまった~と自責の念にも駆られます。

 今ひとつだなと思ったとしても、忍耐強く、相手の成長を願って強みを伸ばしていけるようなコミュニケーションを心掛けたいものです。

今日のヒント・豆知識

目は口ほどにものをいう! 
 口では笑っているけれど目は冷ややか、と敏感に感じる時ありますね。

小泉純一郎さんの演説はさすがでした!
 昔、小泉純一郎さんが奈良駅前で演説をされるのを偶然拝見することができました。ホントにお上手です。道路の両側が人で埋め尽くされていましたが、「純ちゃんは間違いなく私を見て演説してくれた!」と思えました。分かりやすい短いフレーズ、その間じっと視線を止めて笑顔で話しかけるように演説されるんです。同じ方向にいた人は、皆「私を見て話してくれた!」という印象を持たれたと思います。その時は、なんだか嬉しくて友達とはしゃいでいたのを覚えています。
アイコンタクトでコロリでした。



☆アイコンタクトのメリット
 ・相手に好印象を与えることが出来る
 ・円滑なコミュニーションが取れる
 ・相手に緊張感を持たせない
 ・相手に親近感を抱かせる

☆目の動きひとつで、いろんな情報を得ることが出来ます。
 ・目線が下がれば バツが悪くて反省している
          恥ずかしくてうつむいた
          自信がない
          内省している
 ・目線が上がれば 考え事をしている
          何かを思い出している
          想像している
 ・大きく見開けば 驚いている
          強調したい

☆アイコンタクトの注意点
 見続けると圧迫感を感じて相手は緊張してしまいます。じっと見ていると、相手から視線をそらされた経験ありませんか。注視や凝視と勘違いされ、不信感を与えてしまうこともあります。おおよそ3秒以上見続けるのは避けたほうがいいと言われています。

 相手の目を見て話をするのが苦手な方もおられるとは思いますが、とくに初対面の方の場合は少し頑張ってアイコンタクトを取ってみましょう。何よりも大切なのは笑顔で会話を楽しむことですね!

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