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強い組織をつくる 実践25のヒント便り

年齢や性別、立場や能力などに関係なく、互いに認め合い、対話ができるチームは強い!

◆チーム編◆ヒント1:強い組織をつくるための、上司と部下の信頼関係の構築


【ご質問】

★あなたのチームを、これからどんなチームにしていきたいですか?

 その1) チームに名前をつけるとしたら、どんな名称にしましょう♪♪

 その2) 今のチームのいいところを10個あげてみましょう。

 その3) さらに、伸ばしていきたいところを3個あげてみましょう。
   

【ポイント】

ある会合で、部長さんがため息をついていました。

「最近の若い者は・・・」

聴けば、このところ立て続けに離職者が出たもよう

それも、中堅どころの優秀な40台前半と30代前半の管理職

「別に会社が嫌になったからやめるのではない」

と、二人とも言っていたらしい。


じゃあ、なぜ辞めたいのか

「他にやりたいことがある」

ある日突然の退職願

寝耳に水状態

そんな素振りもなかったようです。



これは相当ショックが大きいですよね。


未来を嘱望していた二人

ここまでに育て上げるのに

大変な努力があったのは言うまでもありません。



こちらの部門は研究部門

なんとなく、シーーンとした職場を想像してしまいます。


「最近の若い者は・・・」

と、言いたいところだけれど、

どうしたものか、とのご相談でした。


常日頃から、部下とざっくばらんな話をすることもなく

なかなか本音を言えるような関係ではなかったようです。


1on1面談を実施している管理職も増えてきましたが

悩み深い部長は、それもやってこなかったらしいです。



そんな面談の場でなくても

日常的に話しやすい関係を作ることができていたら・・・

どんな夢や希望をもっているのか

そんな会話もできていたかもしれません。



そんなチームであれば、

希望を叶えるために、上司として何ができるか

退職を決意する前に、共に考えることもできたかもしれません。




転職が当たり前のようになってきた今の時代

メンバーの離職はつらい問題ですね。


他人事ではありません。

引きとどめることができるとすれば

 このチームのメンバーと一緒にいたい

 このチームにいると自分が成長できる

 だから、このチームに貢献したい

と思えるチームに作り上げること

これが一番ではないでしょうか。




気楽なミーティングをしておられる社長の事例をご紹介しましょう。

ある会社の社長は、

チームビルディングの一環として

社員と一緒に散歩をしておられるようです。

健康のためのウォーキングだったのですが、

習慣化するために、

若手の社員を誘って歩くことを思いついたらしいです。

歩きながらの気楽なミーティングです。

その結果、健康維持だけでなく、

新しいアイディアの発掘

コミュニケーションで活発な意見交換

などが可能になったとのことです。

笑顔と雑談に通じるところがありますね。

★年齢や性別、立場や能力などに関係なく、互いに認め合い、対話ができるチームは強い!★

ご意見やご質問などございましたら、お気軽にお寄せください♪♪
感想などいただけますと、とても嬉しいです。

「こんな取組みでこんな効果が出ています」なども
披露していただけましたら、ありがたいです。


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