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強い組織をつくる 実践25のヒント便り

リーダーは、メンバーのモチベーション火付け役になろう!

◆経営者編◆ヒント5:育成意識の低い管理職の方が目覚めるには


【ご質問】

ヒント4でとりあげた「やる気を感じないメンバー」の

 「やりがいや働く目的」を知ることができましたら・・・

 ご質問です。

 その1) そのメンバーが、達成したいと思っていることは何ですか?

 その2) 達成するにあたり、そのメンバーが抱えている課題は何と考えますか?

 その3) あなたが達成を支援するとすれば、あなたの課題は何ですか?


ちょっと、ややこしくなってまいりました・・・

【ポイント】

人は、お金やボーナスだけで動きません。(外発的動機づけ)

それだけでは、最大限の力を発揮する動機付けにはならないものです。


一人ひとりのメンバーが、何によって動機づけされるかを知っておくことは大切です。


本の中に登場する

 「社会貢献することが会社のミッション」

という、働く目的(目的)を意識するようになった「育成意識の低い管理職」は

職場環境改善という実践の場で、大いに力を発揮されました。


もともと、指示されて動くことを好みません。

実践するにしても、言われてやるのでは面白くないのです。

自分が決めてやりたいのです。(自己決定感)


学生時代に、こんな経験ないですか?

さあ、今から宿題しようと思った矢先に

親から「早く宿題しなさい!」

と、言われて一気にやる気を失ったこと。

それと、同じです。


こんな場合、指示は最小限にして任せちゃいましょう。

自分で決定し、行動することができる

主体的に動けるようにしてあげましょう。


そして、

きっと、やってくれると

信じましょう。


事例の管理職の方は、

上手く回り始め、手ごたえを感じはじめると

さらに職場環境の改善に意欲的になっていかれました。

やればできる! と、面白くなっていったのです。

(自己効力感)


そんな、主体的に動ける場を与え

できたことを称賛し

応援しましょう。


存分に力を発揮してくれます。


内発的動機づけの3要素は

 ・働く目的や意味

 ・自己決定感

 ・自己効力感

と言われています。


それぞれのメンバーのやる気スイッチがどこにあるのか

自己理解が進んでいることも大切です。


引き出してあげることができればいいですね。



そして、繰り返しになりますが

きっと、やってくれると

信じましょう。


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