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強い組織をつくる 実践25のヒント便り

任せることで、成長しているのはリーダー自身! 

 ◆経営者編◆ヒント3:任せることで部下は育つ

【ご質問】

「そうは言っても、現実はなかなかそう理想通りには
 いかないものですよ!  伊藤さん!」
 と、嘆き節が聞えてきそうですが・・・ ご質問です。

 その1) 任せるとしたら、誰に、何を、任せたいですか?
     

 その2) 任せたい役割の100点満点中、その方は現状では何点ですか?
     

 その3) 任せることで、あなたが得られるものは何ですか?



 もし、このまま任せることができない状態が続いたら・・・
 組織はどうなりますか?

    ・
    ・

やはり、前向きに考えてみよう
 と、思っていただけたら

 嬉しいです。
  

【ポイント】

部下に仕事を任せることができないと、

いつまでたっても自分自身の仕事の内容も質も変わりません。

任せることができない理由としては、

 お客様にご迷惑をかけてしまうかもしれない
 そうなると、謝りに行かなくてはいけなくなる
 (その昔、かく言う私も、何度お客様に頭を下げ、始末書を書いてきたことか・・・汗)
 納期に間に合わない
 指導するのが面倒くさい
 自分でやった方が速い

等々が考えられますね。


ですが、
人は失敗を通じてしか
学ばないとも言われます。

先回りばかりしていると、
部下は育ちません。

育つチャンスを
奪っているとも言えます。

失敗を経験してもらって
痛い思いをして

はじめて、自ら「変わろう!」と
覚悟を決めることができるのではないでしょうか。

失敗はチャレンジしている証拠とも言えます。

「もう一度やってみよう!」という勇気づけ

「どうしたらミスがなくなるかなあ?」と考えてもらう

そうやって見守る、忍耐力が必要ですね。

時間がかかります。

できるようになったら、
任せようと思われるかもしれませんが

実は、逆です。

任せることで、
できるようになっていきます。

松下幸之助さんは、
6割できるようになると
任せていたそうです。

この話をすると、
驚かれる人が多いです。

部下と一緒に計画を立て
面談で互いに目標と成果を確認しあい

うまくいけば、
 「よく頑張ったね」
 「ありがとう」
と、讃えてさしあげましょう。

社員教育は、
実は「共育」です。

部下だけではなく、
自分自身も
共に育っているんですね。




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