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強い組織をつくる 実践25のヒント便り

経営理念の共有は「強い組織をつくる」一丁目一番地

経営者編  ヒント1:「理念共有によって起こる効果」

【ご質問】


  あなたの属している組織について、
  小学3年生の子供に、以下のことを伝えるとしたら、
  どのようにお話しされますか?

  その1) 大切にしている考えは?

  その2) 自慢できるところは?

  その3) なぜお客さまから選ばれているのですか? 

【ポイント】

理念や行動指針は、抽象的な言葉で明文化されています。

いざ、説明しようとしたら、
意味するところを分かっているつもりでも
案外に「あれっ!」と、なることないですか?

分かっているつもりでも、
いざ行動という段になると、理念と軸がずれていたり…

頭で理解しているだけで、
腹落ちしていないようでは、
組織は変わることができません。


小学3年生に伝えようと思ったら、
難しい言葉を使わずに
よりかみ砕いて
説明することが求められます。

例えば、簡単すぎる例にはなりますが(汗)


「顧客重視」のような内容を掲げているところは多いと思います。
では、具体的にどうすることが顧客重視に当てはまるのか・・・



「レストランに行って、
 せっかく楽しみにしていたお料理がまずかったり
 なかなかお料理がでてこなかったりしたら、
 もうそのお店に行きたくなくなるよね。


 そんなことにならないように、
 めんどくさいなぁ
 と、思うことがあるかもしれないけれど
 元気よくあいさつして

 美味しかった、このお店に来て良かった
 と、満足してもらいたいんだよ。

 今日は楽しかった。また来るね。
 なんて、言ってもらったら最高だね。

 そうやって、お客さんがどうやったら満足してもらえるか
 いつも、考えているんだよ

 そして、一番の自慢はね ・・・    」

自ずと本質に近づきます。

そして、熱い思いを込めた言葉は、
人を動かします。

メンバーにも、大切な軸が腹落ちしておれば
ルールや細かいマニュアルなども必要ではありません。

対話を重ねることで、
一枚岩になっていくことができるのです。

小学3年生に説明すると思って、
ストーリーを考えてみましょう。

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